理科ねっとわーくに動画が掲載されているアルミホイルでやる方法を実践してみました。
鉄粉7g 硫黄4g を計量して乳鉢で混ぜます。
「合コンで例えるとな、男8人で女3人だったらうまくいかないでしょう。
ちょうど結びつく割合できちんと混ざり合っているから、きちんと反応するんだ。
だからしっかり混ぜなさい」
阿呆なたとえを出したのでドン引きです。
混ぜた粉末を入れる容器をアルミホイルで作ります。
今回は2mlピペットを軸にして巻きつけます。
(ガラス棒では細すぎて、入れるのに苦労していました。)
アルミホイルは 5cm×7cmにしました。
隙間があいたりデコボコだと、反応時にアルミホイルが溶けずに残ってしまうようです。
できるだけぴったり巻きつけるようにしました。
できたら端をねじって止めます。
混ぜた粉末を入れます。
ちび漏斗があるといいのですが、そんな素敵なものはないので、薬包紙で流し込ませました。器用な子は楽々入れます。
不器用な子は。。。。。
粉が十分に入ったら、もう一端をねじって止め、隙間ができないように指で潰します。
粉がアルミホイルと密着するように。
「先生、粉が入ったか見えません」
「触って確かめてください」
試験管の場合と同様、粉の端を狙って熱します。
真中を熱すると、折れて落ちるので危ないよ。と指導しました。
端から火が吹き出て、反応が始まったら素早く砂の上にのせます。
鉄と硫黄の反応は発熱反応です。
自分で出した熱で反応が進んでいくので、熱し続ける必要がありません。
後は放っておくだけでOK。
マグマのようでとてもきれいだというと、じっと見ている子もいます。
線香花火のようだと表現した人もいました。
後は磁石やうすい塩酸で性質の変化を確かめるだけですね。
あの独特の腐卵臭はいい思い出になります。
・砂の上に移すタイミングを失敗すると落としてしまう。
この時机に落ちると飛び散るので注意が必要。
また、かなりの高温なので、塊で落としてしまうと実験台でもダメージが。
子どもが移しやすいように、大きめのバットに砂を敷いたほうがよい。
・アルミホイルの大きさを細かく指定しないと、大きくとりすぎて、分厚くまいてしまう。
その結果アルミホイルが溶けずに残ってしまう場合も。