塩化銅水溶液の電気分解を、1人1実験取り組める、マイクロスケールで行いました。塩素の発生しすぎに注意が必要ですが、結果がはっきりわかりやすく出るのでおすすめです。
<準備>
・塩化銅水溶液(10%) ・タレビン ・電源装置 ・炭素電極(メカニカルペンシルの芯)
・ろ紙 ・薬さじ ・インク
電源装置はこちらを使用。USBハブを利用した5V簡易直流電源装置です。
作る手間はあるものの、大きな電源装置を運ばなくても良いのと、1台で4人同時にできるので便利です。URLの文献を参考に作成しました。http://natsci.kyokyo-u.ac.jp/~shiba/html-KMSchem/bunken/kyouikusyupan2006.pdf
クリップコードに挟む電極にはメカニカルペンシルの芯を使用。
生徒に用意させました。
折れやすいのでそっと挟むように指導。
ポリエチレン製のタレビンに塩化銅水溶液を入れ、電極を差し込みます。
入れた瞬間に泡の発生が始まるので、子どもたちとしてはおもしろいようです。
実験の様子は下の動画で。
授業で使うようにテロップが入っています。(ちょっと見にくいです)
結構きれいに銅がつきます。
ろ紙につけてこする場合はできるだけ乾いてからこするように指導します。
1分ほどの分解で十分な量がとれます。